セレストロン C-8EX関連の改造もろもろ
  
(1)レンズ曇り防止用の乾燥空気供給装置
    
先端の補正板は夜露ですぐに曇るため、乾燥エアーによる曇り防止システムを自作しました。
  使用してみて感じたのですが、気流の乱れのために像に乱れが生じるようなので、普段は切っておきレンズが曇ってきたら働かせるなどの配慮が必要なようです。
C-8の補正板周辺から乾燥空気を吹き出すための
ヘッダー。
 水道配管用の銅パイプを丸く曲げ全周6箇所に1mmΦの穴をあけた。
C-8にヘッダーを取り付けた様子。
なるべく周囲から均一に空気を吹き出したいので供給用のパイプ(透明なシリコンパイプ)は2カ所からヘッダーにつないでいる。
乾燥エアー発生装置。
12V駆動のポンプとシリカゲルが入った瓶から構成。
乾燥エアー発生装置は保冷袋に収納。
     
(2)ピント目盛板及びピント固定用ネジ
    
ピント位置を示すための目盛板とピント固定用のネジを新設しました。
これによりピント位置の目安がつくようになりました。
ミラーをスライドさせているシャフトを延長するために5mmΦのネジを接着剤で固定。
5mmΦのアルミの棒が欲しかったのですが、無かったためネジで代用。
ピント固定用のネジを2本設置。
ピント合わせ後このネジをしめることで、ミラーシフトを少しでも抑えられます。